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十字状の「けん(剣)」と穴の空いた「玉」で構成される玩具による競技【けん玉】のルール、費用、必要な道具など

十字状の「けん(剣)」と穴の空いた「玉」で構成される玩具による競技【けん玉】のルール、費用、必要な道具など | 競技人口が少ないマイナースポーツ応援団

けん玉は、十字状の「けん(剣)」と穴の空いた「玉」で構成される玩具です。

日本をはじめ、世界各国で遊ばれており剣玉、拳玉、剣球などがありますが、21世紀初頭では「けん玉」が一般的です。

日本でのけん玉の大流行は1907年、1924年、1933年となっていて、1977年は「けん玉ルネッサンス」といわれる爆発的な大流行となりました。

この流行には、皿胴に糸を出す穴を開けるなど合理的な設計がされた競技用けん玉が普及したことが影響しています。

【けん玉の基本ルール】

  • 公益社団法人である日本けん玉協会が技の定義・整理、級位・段位の認定、各種大会の主催、その他各種行事の開催など、けん玉の普及活動を行っています。
  • 基本的にけん玉の技は300種類とも5万種類ともいわれていますので、正確な数を把握するのは不可能に近い様です。
  • 同じような技でもグリップや動作の違いで別の技と呼ばれる為に、例えば玉を大皿に乗せる技でも、けんグリップやつるしグリップなどから始める、玉を振る方向を前・横・けんと体の間などに変える、などすれば厳密には違う技となります。
  • 動作の一部を他の動作に置き換えたり動作を省く、または新たな動作を加えたり、複数の技を連続して行う事や「持ちかえわざ」というつなぎのための技すら存在するのです。
  • 新しい技が今なお創作され続けているため、新しいグリップ・構え・動作、手以外の体の部分の使用、頭上・背後・股下などの空間の利用、あるいは複数のけんや玉の使用など、今後も新しいアイディアが生まれる可能性を秘めて続けています。

【けん玉に掛かる費用や用品について】

日本で販売されている競技用けん玉(級・段の認定の際に必要となるけん玉)の価格は1,500円~2,000円で購入できます。

現在販売されているのは、大空・新富士・TK16の3種類で、大空が人気で、生産中止のもので夢元というけん玉があり、品質的には上の3種類より上等です。

しかし、オークション等で購入数と数万円も掛かってしまいます。

夢元を生産していたイワタ工房で現在販売されている夢元無双というけん玉がありますが、10,000円以上しまた、認定には使用できないです。

海外製のけん玉ですが、こちらも認定には使用できません。

価格は2,500円~10,000円以上のものまで様々です。

性能というより、木の材質や見た目に拘ったものが高価な印象です。

性能面ではSWEETSのHomegrownが評判が良く、日本で購入する場合は12,000円くらいはします。

海外製の購入を検討される場合は、最近生産されたもののほうが、商品ごとの形のバラつきが少ないと思います。

全くの初心者の方で、級・段の取得を考えていらっしゃる場合は、最初にご紹介した3種類の中から検討されるのをお勧めします。

【けん玉が出来る場所は?】

基本的にけん玉があれば練習はどこでもできますが検定を考えているならけん玉教室を通う事をお勧めします。

けん玉認定などを受けるには技術も必要になりますので初心者から上級者まで、幅広く受講できる教室に行きゲームなどを交えながらも、集中してさまざまな技にチャレンジして日本けん玉協会公認・級段位の認定も受けてみましょう。

【けん玉の動画】


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