【スポーツ口コミ】K-1ファイター魔娑斗に憧れて始めた格闘技 ~キックボクシングという人生の教科書~ | 競技人口が少ないマイナースポーツ応援団
【キックボクシングってどんな競技?】
ボクシングという競技はほとんどの人が知っていますがキックボクシングというと「聞いたことはあるけど…」という人が大半だと思います。
パンチのみで戦うボクシングに対してキックボクシングはその名のとおりパンチだけでなくキック(蹴り技や膝蹴り)も使います。
上級者になれば肘打ちも有りというけっこう何でもできる格闘技です。
ただし頭突きと金的(急所打ち)は禁止。
キックボクシングのジムには子供から年配の方まで幅広い年齢層の人たちがいます。
ジムに通い始めたからといって特に試合に出なければいけないということはなく、ダイエットや体力作り、ストレス発散を目的に通う人も多くいます。
【キックボクシングほど公平な競技は無い】
格闘技というと野蛮な競技だと感じている人が多いと思います。
確かに殴って蹴って相手を倒す競技なので当然のことでしょう。
しかし、私はこれほど公平な競技は無いと思っています。
キックボクシングは1対1の勝負であり他人の介入はできない。
試合をする場所と日時を決め、身に着ける道具や体重も合わせる。
あとは当日までにどう自分を高めていくか。
異なるのは身長と年齢くらいでしょうか。
私はこの部分にキックボクシングの魅力をとても感じています。
【キックボクシングで学んだ人生の教訓】
私はキックボクシングの練習や試合を通じ多くのことを学びました。
その中でも一番の学びは殴る勇気と殴られる覚悟を持つということ。
対戦相手は自分を倒すために厳しい練習を積んできます。
試合が自分の思い通りにいくことなんてまずありません。
相手を攻撃するということは、当然反撃も受けることになります。
そして結果として勝ち負けが生まれます。
これは自分の人生でも同じことが言えます。
いろいろなことが自分の思い通りにいかず焦ったり、不安になったりします。
そこで何もしなければ何も起きないでしょう。
そのかわり成功も失敗もありません。
私はキックボクシングのおかげで成功と失敗のある人生を選ぶことができました。
キックボクシングを通じ前に進む勇気と負ける覚悟の大切さを教えてもらいました。
自分がやったことは全て自分に返ってくる。良いことも悪いことも全て自分自身に受け入れる。
キックボクシングは何もなかった私に「自分の人生に責任を持つ」というとても大事なことを気づかせてくれた最高の教科書です。
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