碁盤に見立てた人工芝の専用マットと白黒のボール、木製スティックを用いる五目並べ【囲碁ボール】のルール、費用、必要な道具など | 競技人口が少ないマイナースポーツ応援団
囲碁ボールは兵庫県氷上郡柏原町(現在の丹波市)において、同町にある石見神社に囲碁の勝負によって領地争いを解決したという故事があることから1992年に囲碁と町とのゆかりをアピールする町おこしとして考案されたた競技です。
碁盤に見立てた人工芝の専用マットと白黒のボール、ゲートボール用のものと同じ形状の木製スティックを用いて五目並べを行います。
【囲碁ボールの基本ルール】
10個のボールを交互に打ち合い、得点を競い合う競技です。
お互いが10個のボールを打ち終えると1局が終了します。
- 縦・横・斜めに3つ以上5つ以下のボールを並べるとライン得点になります。
- その他、ボールの数によってポイント得点が加算され、1試合は30分で、最多で5局まで行う。
- 試合人数はシングルス、ダブルスまたはトリプルスが基本で対戦方法ですが、変則的な人数でも競技ができます。
- 選手は試合開始の前にヒットラインに集合し、トスで先攻を決めます。
- ゲームは全5局で争われ、トスで勝ったチームが1局目の先攻で、黒ボールを使用します。
- 負けたチームは後攻で白ボールになります。
- 以後は同じ色のボールを使用します。
- ヒット順は、黒チームと白チームが交互に打ちます。
- 両チームがすべてのボール(黒・白各10個)を打ち終わることを「1局」といい、1局が終わればアウトボールを取り除き、セーフボールの得点を記録します。
- 黒・白それぞれ10個ずつのボールを打ち終わった段階で、セーフボールとアウトボールの判定を、相互審判でおこないます。
- セーフボールはそのボールが目のそこについていなければなりません。
- 複数のボールがひとつの目に集まっている場合でも、ボールが目のそこに着いていない場合は、すべてのボールがアウトボールです。
- 一つの目に複数のボールがセーフボールとなることはなく、反対に複数のボールが全部アウトボールとなることはあります。
- 競技は、ヒットしたボールを目に停止させることを争います。
- ボールをヒットできる位置はヒットラインの後方でラインの幅の範囲内です。
- ボールはスティックで打ちますが、その回数は1回限りです。
- 打ったボールが、すでに停止しているボールに触れても反則となりません。
- 逆に、後から打つボールをいかして、相手チームを不利にしたり、自分のチームを有利にすることができます。
- 打ったボールがマットの手前のほうに停止しても、その局が終わるまではボールはその位置のまま競技を続けます。
【囲碁ボールに掛かる費用や用品について】
囲碁ボールマットが縦5m、横2mの人工マットに、49個の目があるもの。
ボールが直径7cmの硬質プラスチック製で、白・黒各10個、スティックは木製です。
囲碁ボールセットというものが売られているのでそちらは約15,000円前後で購入できます。
【囲碁ボールが出来る場所は?】
原則的には室内競技ですが、屋外でも地面が平面であれば可能です。
コートは、自動車1台分のスペースがあればできます。
【囲碁ボールの動画】
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