19世紀ロンドンのある監獄にて囚人が塀に囲まれた空間を使って始めたのが起源の【スカッシュ】のルール、費用、必要な道具など | 競技人口が少ないマイナースポーツ応援団
スカッシュというスポーツの起源は、19世紀初頭のロンドン郊外にあるフリート監獄で、囚人達が退屈しのぎに塀に囲まれた空間をラケットを使ってボールを打ち合ったことが初めとされています。
テニス等のゲームの派生として存在していますが、188ヶ国で2000万人がプレーしていると言われています。
いつかはオリンピック種目になるという可能性のある種目です。
スカッシュのルールは基本的に非常にシンプルなルールで成り立っっています。
基本的なルールとしては以下の3点にまとめられています。
【スカッシュのルールの基本について】
① ラリー中は前方の壁に必ず一度あてること。
② ①の条件を満たすことができれば全ての壁が使用可能。
③ ボールは1バウンド以内に返すこと。(ダイレクトでも良い)
スカッシュはこの原則としてのルールを元にケースごとの規定が盛り込まれたゲームです。
ルールは非常に簡単です。
- 相手が前の壁(フロントウォール)に打ったボールをワンバウンドかもしくはノーバウンドでフロントウォールに返すというシンプルなものです。
- ボールが2バウンドしてしまったり、コート四方の上、赤い線(アウトオブコートライン)を越えて壁に当たってしまったりフロントウォールの一番下の線より下(ティン)にボールが当たるとアウトです。
- スカッシュではオンラインは全てがアウトになります。(壁に当たらない限り、ボールがラインの高さを越えてもアウトにはなりません)
- しかしスカッシュ独特のルールがあっって、左右の壁(サイドウォール)と後ろの壁(バックウォール)はアウトオブコートラインを越えない限り、ボールが当たってもバウンドとして数えません。
- なのでサイドウォールにバウンドさせてからフロントウォールに当てる事は出来ます。
- これはボーストショットという打ち方になります。
- またボールを受ける方もフロントウォールに当たってからサイドウォールにバウンドしても、1バウンドとしては数えません。
- あくまで床にバウンドした回数だけを数えます。
- フロントウォールに返球されたボールがサイドウォールでバウンドし、床にバウンドしてから打ち返してもワンバウンドで返球した事になります。
- 注意事項さえ守れば細かいルールは気にせずにどんどん打ちあって、ボールが当たった時や狙ったコースにボールを打てた爽快感を楽しみ、スカッシュというのは大体どういう物かを知っていければと思います。
- スカッシュは相手がボールを打ち返しにくい場所に打つのが基本です。
- ボールを前後左右に打ち、相手を走り回らせる事を意識しましょう。
【スカッシュに掛かる費用や用品について】
まず使う道具としては、ラケット、ボール、ユニフォーム、シューズ、アイガードになります。
ラケットは約18,000円~25,000円。
ボールは約600円。
できれば、ボールから目を保護するアイガードもあると良いです。
3,000円前後で買えます。
シューズは室内履きに使えるスニーカーの類であればなんでもいいです。
スクールに通うのであれば、その費用が必要になり、月4回程度で約10,000円前後かかるところが多いようです。
コートだけかりて使う場合は、コートのレレンタル料金が必要ですので、場所によって異なりますが、時間レンタルだと30分で500円ぐらいからが相場のようです。
【スカッシュができる場所は?】
日本でもスカッシュの出来る場所は数多くあります。
北海道や大阪、京都、福岡、神奈川県、千葉県などでやはり一番スカッシュコートが多いのは、東京になります。
スクールも数多くあるので、お住いの近くにあるスクールを探してみるといいです。
【スカッシュの動画】
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