初心者や高齢者でも楽しめる【ラージボール卓球】のルール、費用、必要な道具など | 競技人口が少ないマイナースポーツ応援団
ラージボール卓球は1988年、日本卓球協会が考案したスポーツのようです。
ボールは直径4・4センチのものをつかいます。
従来のボールより0・4センチ大きく、重さは2割ほど軽く、大きくて軽い分だけ空気抵抗が大きく、ボールの速度や回転も減ります。
ネットは従来の卓球より2センチ高く、初心者や高齢者でも楽しめるように工夫されていて、誰でも簡単に卓球が楽しめるスポーツです。
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【ラージボール卓球の基本のルールについて】
競技は次によって行われるようです。
- 1マッチは3ゲームで構成され、マッチの勝敗は2ゲームを先取した者または組を勝ちとします。
- 1ゲームは11ポイント先取した競技者または組を勝ちとします。
- 両競技者または両組のポイント・スコアが10:10に達した時は、以降2ポイントリードした競技者または組を勝ちとし、ただし、両競技者または両組のポイント・スコアが12:12になった場合には、先に13ポイントになった競技者または組を勝ちとします。
【ラージボール卓球に掛かる費用や用品について】
ボールのサイズは、直径44ミリで重量2.4グラムのものを使います。
ちなみに、硬式球は直径40ミリ、重量2.7グラムです。
ラージボールは大きくて軽いのが特徴です。
ラケットやラバー同様、全国の卓球ショップでご購入いただくことができ、金額もラケットが10000円前後と普通の卓球をするのと費用もそれほで変わりません。
ラケットは軽めで弾むものが好まれるようで、硬式用のラケットも使えますが、軽めで弾む木材やカーボン、チタンカーボン、ケブラースピードなどの特殊素材入りのラージボール用ラケットが人気なようです。
試合などの際にはJTTAが公認したブランドの半袖シャツおよびショーツあるいはスカートのみが使用できます。
ただ、練習などであればそれほどがっちり服装を決める必要も無いので動きやすい軽装であれば、簡単に始められそうですね。
【ラージボール卓球が出来る場所は?】
日本ではラージボール卓球を東京などを中心に練習教室などで行っているところが数多くあるようです。
本来の卓球とは異なり、ボールも大きく黄色いため、お年寄りから子供まで、みんなで楽しめるファミリースポーツをコンセプトに出来たスポーツです。
今から25年ほど前に日本で誕生したラージボール。
硬式よりもラリーが長く続くため、ベテラン選手を中心に人気に火がつき、現在では3千人が出場する全国ラージ大会も毎年行われているようです。
年齢を問わず楽しめるという卓球の長所を、さらに進化させた「もうひとつの卓球」、ぜひ一度は体験してみたいものです。
【ラージボール卓球の動画】
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