【スポーツ体験談】パスだけでつなぐ全員参加型のポートボール | 競技人口が少ないマイナースポーツ応援団
【ポートボールみたい?思わず走ったら相手ボール】
準備するはコートと人が立つ台に全員帽子やハチマキなど。ボールはドッジボールやバスケットボール です。
バスケットボールにも近いけれど、ゴールネットを使わないので、昔懐かしいポートボール系です。
基本のルールはボールを持つ人が走ってはいけない(バスケットも同じですよね)、ドリブルもしてはいけないというものです。
試合のはじめは、センタージャンプでもよいし、じゃんけんで相手方コートの外から投げ入れてもいいのですが、ボールを受け止めた選手は、ボールを持ち運んではいけないのです。
思わず足が出てしまったら、すぐ近くのコート外からの相手のスローインとなってしまいます。
でも、気があせってついうっかり攻めに出てしまうんですよね。
「動いてはいけない」これが絶対のルール。
【ボール運びはパスのみ】
ボールをゴールに運ぶ手段はパスのみ。
まず、ボールを持ったらその場にストップ。相手にとられないよう、即味方にパスします。
(バウンドや転がしもOK)パスされた選手は、また味方にパスです。
相手をかわしながらゴール台に立つ味方の選手に最後のパスができたら1点です。
ボールを持った人は動けないので、味方がうまく動いて素早いフォローをしなければなりません。
味方の動きが甘いチームはパスがつながらないということになります。
全員が機敏に動くことが大事。
【ポートボールの動画】
【勝敗の決め方は点数だけではない!】
試合の時間はあらかじめ決めておきます。
発達段階に応じて違ってくるでしょう。
「動いてはいけない」けれど、考えるより結構ハードにみんな動きます。
そのわけがあるのです。勝敗の決め方です。
もちろん時間内に点数を多くとった方が勝ちです。
しかし、時間前に点数が低くても勝つルールがあります。
それは、帽子やハチマキにも関係します。
何かというと、ゴールを決めた選手は身に着けていた帽子やハチマキをとります。
チーム全員がシュートを決めたら勝ちです。
(ゴールに立つ選手も交代してゴールを決める方になる)時間の経過を見て、そちらの作戦に持っていこうと考えることもあっていいのです。
つまり、いつも同じメンバーだけがシュートを決めがちですが、これなら全員が参加できます。
残り一人となった時には、チームみんながその選手にボールを回そうと必死になます。
また、決めた時の喜びはとても大きいです。
(敵味方の区別をするためにビブスなどを着用した方がいいです)
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