1993年に発売された世界初のトレーディングカードゲーム(TCG)【マジック・ザ・ギャザリング】のルール、費用、必要な道具など | 競技人口が少ないマイナースポーツ応援団
マジック・ザ・ギャザリングは1993年に発売された世界初のトレーディングカードゲーム(TCG)のようです。
公式にはマジック、M:tGのように略されていて、他にもギャザなどと呼ばれることもあります。
このほか、「もっともよく遊ばれているTCG」などでもギネス世界記録に認定しています。
メインデザイナーのリチャード・ガーフィールドは、このゲームを作ったヒントがボードゲームのコズミック・エンカウンターにあると話しているようです。
コズミック・エンカウンターの基本的なルールは簡潔なもので、そのままでは単調な展開にしかなりません。
しかし各プレイヤーはプレイ開始時点に“特殊能力”を与えられており、時には基本ルールを逸脱するような特殊ルールが適用されます。
これによってゲームの展開やバランスはプレイごとに大きく変化します。
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【マジック・ザ・ギャザリングの基本のルールについて】
基本的に、対戦は多人数で可能のようです。
最もメジャーな対戦方式は1対1のようで、公式戦でも多くが1対1で行われます。
- 双方のプレイヤーは、各々20点(40点の場合もあり)のライフと、60枚以上(ルールによっては40枚以上、100枚ジャスト、250枚ジャスト)のカードで構成されたデッキを持ち、双方のプレイヤーが各々の手番(ターンと呼ぶ)を交互に実行することでゲームを進めます。
- 各々のプレイヤーは、ターンの進行手順に従い自分のカードを使用し、定められた方法で(基本的には自分のターンに)相手を攻撃します。
- 攻撃を受けた際、自分の場のカードにより防ぎきれなかった(または、あえて防がなかった)攻撃は、その点数分のダメージをプレイヤーのライフから減らします。
- 以上を繰り返し、ライフポイントが0になるか、山札を引けなくなったプレイヤーは敗北となります。
- カードの効果により敗北する場合もあり、また完全なロック(行動制限)状態になるなど、明らかに勝ち目がないと判断したプレイヤーは投了を宣言することもできるようです。
【マジック・ザ・ギャザリングに掛かる費用や用品について】
マジック・ザ・ギャザリングはカードゲームなので、必要最低限にカードがいるようになりますね。
因みにカード自体の値段はピンキリですが、やはりレアなものであったりすると相当高いです。
軽く始める程度でも、十分カードは揃える事が出来るようで、服装なども自由なので軽く楽しめます。
【マジック・ザ・ギャザリングが出来る場所は?】
マジック・ザ・ギャザリングはプロプレイを段階的に目指せるような仕組みも整っているようで、2000人規模の参加者を集めるイベント『グランプリ』は日本でも年に4回開催されています。
2016年のグランプリより賞金が更新され、優勝することで10,000ドル(上位入賞者には賞金総額50,000ドル以上)とプロツアーの参加権利およびトラベル援助、プロ・ポイントなどが与えられているようです。
また、完全招待制の世界大会『プロツアー』では、優勝することで賞金40,000ドル(上位入賞者には賞金総額250,000ドル以上)、「世界選手権」の参加権利などを獲得できるようです。
年間を通して集計されたプロ・ポイントによってプロプレイヤーは様々な特典を得ることができる、マジック・ザ・ギャザリング、一度は体験してみたいですね。
【マジック・ザ・ギャザリングの動画】
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