水難事故の防止や一次救命処置を行う社会活動が発祥の【ライフセービング】のルール、費用、必要な道具など | 競技人口が少ないマイナースポーツ応援団
ライフセービングは一般的に水難事故の防止や一次救命処置をボランティアで行う社会活動です。
その訓練・技術をスポーツにまで昇華させたものがスポーツのライフセービングと呼ばれていて、選手はライフセーバーと呼ばれています。
もともと人命救助の技術向上や海のシーズン直前やオフシーズンのトレーニングを兼ねて、サーフ・ライフセービングという海における救命活動として技術を競うスポーツとして誕生しました。
ライフセービングは、サーフ・ライフセービングの発祥の地であるオーストラリアのニューサウスウェールズ州を中心に発展し、現在ではオーストラリアの国技となっています。
そのため日本でも競技名や使用器材などは英語をそのままカタカナ化したものが多い様です。
海で行うオーシャン競技として始まったが、後にプールにおける救助を想定したプール競技も行われる様になりました。
Contents
【ライフセービングの基本ルールについて】
- 競技者は、出場する競技会の過去 1 年以内に 海岸やプール等水辺での救助活動に従事した事が条件です。
- その次に競技者は、本協会の個人正会員、個人一般会員、もしくは高校生会員として登録されていなければならないみたいです。
- 他にもチームの参加資格というのがあり、チームは、本協会の団体正会員、または団体一般会員として登録され、本協会に登録されている団体名で競技会に出場します。
- 競技会には年齢区分があり、年齢別に競技者を区分して競技を行うことができます。
- 年齢区分は、 競技会の目的や規模等を考慮して主催団体によって決定されます。
【ライフセービングに掛かる費用や用品について】
服装等はチームのユニフォーム、水着、 キャップです。タトゥー類等含む物はいけないみたいです。
ライフセービングは資格がいるのですが、今回は3つの資格の受講料を紹介します。
ウォーターライフセーバー、ベーシックサーフライフセーバー、アドバンスサーフライフセーバーが各2,3000円で心配蘇生法は9840円になります。
基本的には救助を想定しているスポーツなのでこれといった道具などは必要ないみたいですね。
【ライフセービングが出来る場所は?】
ライフセービングには試験認定講習があるので習うというよりかは講習を受ける感じになります。
それぞれの資格に受講資格があり、年齢は19歳以上なら習得出来ます。
[ウォータ・ライフセーバー]泳力400m10分以内、50m50秒以内、潜水15m以上、立ち泳ぎ2分以上。
[ベーシック・サーフ・ライフセーバー]泳400m9分以内、50m40秒以内、潜水20m以上、立ち泳ぎ5分以上。
[アドバンス・サーフ・ライフセーバー]ベーシック習得後1年以上でビーチパトロール20日以上経験、泳力800m14分以内、50m35秒以内、潜水25m以上、立ち泳ぎ10分以上。
[心配蘇生法(CPR)]中学生を覗く15歳以上と言う感じで分かれています。
ライフセービング活動へのアプローチはたくさんありますので、興味がある分野は人それぞれだと思います。
自分に合ったスタンスをまずは見つける事をおすすめします。
【ライフセービングの動画】
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