森や林など自然の中で競技するアーチェリーの1種【フィールドアーチェリー】のルール、費用、必要な道具など

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フィールドアーチェリーは、森や林など自然の中で競技するアーチェリーの1種で、ワールドゲームズの正式種目となっています。

【フィールドアーチェリーの基本ルールについて】

  • 直径20cm、40cm、60cm、80cmの4種類の大きさのある、24の標的に対して3射ずつ矢を射ち込み、その合計得点を競うと言うシンプルな物です。
  • 標的までの距離は5~60mです。
  • フィールドアーチェリーには、標的までの距離が表示されているマークドコースだけではなく、標的までの距離が表示されていないアンマークドコースがあり、地形の変化がより大きくさまざまな角度に向かって競技するため、射ち上げ、射ち下ろしなど姿勢のバリエーションが多い様です。
  • 使用する弓の種類によって、ベアボウ、リカーブ、コンパウンドの3部門があります。
  • 通常のターゲットと違い、フィールドの際は中心が6点で、それから順に1点づつ下がるターゲットになっていて1つの的で出る最高得点は18点です。
  • それが24箇所ですから、最高432点満点で競われ、基本的に最大4人一組で周ります。

【フィールドアーチェリーに掛かる費用や用品について】

必要な物は弓と矢ですが初心者の間は自分の弓や矢を買う必要はまったくないようです。

すべて教えてもらうところにある備品を借りて下さい。

弓や矢はなんとか弓が射てるようになってから自分に合った物を買って、最初は弓を引くためにいる「小物」だけを揃えてください。

例えば「アームガード」や「グラブ」と呼ばれる物で、公営の施設や協会で持っているところもあります。

しかし体に付ける道具なんで夏は汗が付いたりする為、初心者教室でもこれくらいは買ってもらうところもあるようです。

初心者教室に参加するのは無料から¥1000くらいで道具も貸してくれます。

ある程度射てるようになってからの練習する費用ですが、公営か営業用かでだいぶ変わってきます。

しかし一日練習しても100円から3000円程度です。

アーチェリーでお金がかかるのは弓と矢で、弓は一度買えば、強さを変えたりしない限りは弓が折れたりってことはあんまりないようです。

昔はワンピースボウと呼ばれる1本の弓だったんですが、今はテイクダウンボウと呼ばれる3つに分割できる折りたたみの弓になり、真ん中部分がハンドルと呼ばれる金属でできてて、その上下にリムと呼ばれる弓のたわむ部分が取り付けられます。

このハンドルとリムをセットしてアーチェリーの弓になり、70000円から200000円弱するものまであります。

海外ではアーチェリー用品が幅広く販売しているので、インターネットやカタログを使って直接輸入すればだいぶ安く購入できるみたです。

ちなみに弓も矢も関税率は0%なんで消費税の5%が上乗せされるだけです。

小物もほとんど個人輸入が可能のようです。

因みに矢は正直弓より高いです。

これは日本の相場がってことですが、それに加えて矢は弓と違って完全な「消耗品」ってことが大きく影響します。

的を外せば折れたりするし、普通に射ってても扱いが悪いと曲がってきます。

練習だと一回に6本を射つんですが、普通は12本はいります。

これこそ値段はピンキリで、1ダース30000円?40000円もする矢もありますが、やはり初めのうちは消耗品なので1ダース20000以内で納めたいですね。

【フィールドアーチェリーが出来る場所は?】

昔はボーリング場だけでなく空き地があれば企業はレンジやフィールドコースを造ったのですが、最近は練習場確保が難しい様です。

でも、アーチェリーは個人でできることや身障者の人たちも楽しめることから、地方自治体が公営の屋外や体育館に室内レンジを併設する動きは結構あります。

後は大学や高校にアーチェリー部があるところは必ずレンジを持っているので活用できます。

そしてある程度射てるようになれば、都会にはありませんが地方だと常設のフィールドコースもあり、そこで練習ができる様です。

服装について、練習する時の格好は特に決まりはありません。

スポーツのできる服装に運動靴ならなんでもいいようでただ、射ちだすとストリングが胸や腕のところを通っていくのであまりぶかぶかでない襟元がきつくない服がいいです。

ジャージでもいいんですが、夏場なんかは上はポロシャツかTシャツがいいと思います。

【フィールドアーチェリーの動画】


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