現実の闘争を想定した21世紀生まれの“新しい武道”【空道】のルール、費用、必要な道具など
空道は、国際／全日本空道連盟理事長の大道塾代表師範である東孝塾長が創設した打撃系総合武道です。
現実の闘争を想定した21世紀生まれの“新しい武道”です。
この競技は頭部に「ネオヘッドギア空（ねおへっどぎあくう）」という特別に開発された補助具を着用します。
認められる技はとしては突き技、蹴り技に加え、投げ技、頭突き、肘打ち、金的蹴り、寝技、寸止めマウントパンチ、関節技、絞め技などです。
このように、様々な攻撃が認められる実戦的ルールですが、ただ己の強さだけを追求するのではなく、武道としての「社会性」や指定補助具やルール整備による競技としての「安全性」を兼ね備え又、観る側のわかりやすさをも追求しています。
【空道の基本のルールについて】
- 基本的には突き、蹴り、打ち等を全身に直接加撃し、倒して「一本」とするか、絞め、関節技で「一本」を奪う、もしくは「技有り」「有効」「効果」の多少で勝敗を決する試合形式を指します。
- 一般部の場合は本戦3分のうち寝技は30秒2回までです。
- 本戦で決着がつかない場合はさらに3分の延長戦、再延長戦が行われます。
空道はその「安全性」の確保のため、ルール自体に安全面の配慮を行うほか、保護具をつけ顔面への打撃、投げに加え寝技・関節技を行う空道ルールに耐えうる体作りを行う段階である茶帯（2級）未満のクラスに習熟度に応じた特別のルールを設けています。
またビジネスマンクラス・女子部・ジュニアについては試合時間を短縮するとともにルールの制限と、さらなる安全性向上のため脚部に空道レッグサポーターの着用をして女子部・ジュニアは加えて空道ボディプロテクターの着用を義務付けています。
【空道に掛かる費用や用品について】
公式試合、審査において空道着の着用が義務付けられているようです。
地区大会は、白空道着のみでも可（青空道着のみは不可） で審査会は、空道着（青）の着用でも良いようです。
練習をする際は動きやすい服装でも構わないでしょうから、初めから道着をそろえる必要もなさそうですね。
【空道が出来る場所は？】
日本各地に空道の道場が存在します。
お子様から女性、男性も誰でも行える武道ですので、気軽に習ってみるのもいいかも知れません。
道場などでは事前に問い合わせをすれば無料で見学や体験ができるところも多いですから、一度は体験してみたいものです。
