古武道の抜刀術(居合術)を現代武道化したものである【居合道】のルール、費用、必要な道具など

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居合道は、古武道の抜刀術(居合術)を現代武道化したものです。

居合道の源流である抜刀術(居合術)は、戦国時代から江戸時代初期にかけての剣客林崎甚助によって創始されたといわれています。

江戸時代には数多くの流派が生まれていたようです。

【居合道の基本のルールについて】

  • 居合道は座った状態で、鞘から刀剣を抜き放ち、さらに納刀に至るまでをも含めた技術を、一つの独立した武道と成していています。
  • ちなみに全世界でも日本のみで、実は非常に稀有なもののようです。
  • 剣道のような打ち合いや激しい運動ではないために老若男女を問わず学べる武道でもあります。
  • 2009年(平成21年)の全日本剣道連盟居合道初段取得者1270人のうち女性は約3割も占めていたようです。
  • また、剣術との相違点は、剣術は初めから互いを敵とした敵対動作から始まる、いわゆる敵との「立合」から始まるのに対して居合道は主に床の間での想定のような普段の生活の中など、「居」ながらにして敵に「合う(遭遇する)」として形が組まれている点にあります。
  • 演武では、奉納、作法を意識している点も挙げられているようです。
  • 抜刀道との相違点は、抜刀道は主に刀を抜いた状態から立ち技で試し斬りを行いますが、居合道は主に空間の形稽古を行って抜き付けとよばれる刀を鞘から抜き放ちながら斬る技術が重視されています。
  • 試し斬りは団体にもよりますが、頻繁に行うものではなく、一切行わない団体も多いようです。

【居合道に掛かる費用や用品について】

必要なものとしては道着、袴を着用することです。

高段者は正装として紋付、仙台平の袴を着用することもあるようで、初心者は居合刀と呼ばれる模擬刀を使用することが多く、上級者は真剣を使用します。

道着の価格としては15000円程度はかかるでしょう。

【居合道の出来る場所は?】

日本で居合道を行える場所は関東や関西を中心に数多く存在します。

また教室や大学などのサークル等でも行われていると思います。

体験などでは無料で行っているところもありますし、年齢を問わず出来るので興味がある方は是非体験してみてはいかがでしょうか。

【居合道の動画】


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