ボールを投げて相手より遠くに行くかを競うゲーム【ペタンク】のルール、費用、必要な道具など | 競技人口が少ないマイナースポーツ応援団
ペタンクは、フランス発祥の球技のようです。
名称は南フランス・プロヴァンスの方言「ピエ・タンケ(両足を揃えて)」に由来しているようで、スポールブールやプロヴァンサルゲームをベースに1907年に考案されたとされています。
テランというコート上に描いたサークルを基点として木製のビュット(目標球)に金属製のブール(ボール)を投げ合って、相手より近づけることで得点を競うスポーツです。
【ペタンクの基本のルールについて】
- 基本的にはボールを投げて相手より遠くに行くかを競うゲームで、コートは4m×15mの長方形の枠を作ります。
- この枠の中でブールが激しくぶつかり合う事になるようです。
- 一般的にこのコートをテランと呼ぶそうで、この長方形=競技可能な区域(テランオートリゼ)の中で勝負します。
- 長方形外は競技禁止区域(テランアンテルディ)と呼び、二つの区域の境界線を無効ライン(リーニュドペルト)と呼びます。
- 1チームに選手3人が各自ブールを2個ずつ持ちます。
- 対戦相手のチームも、各自ブールを2個ずつ持ち、この時点から、心理戦という戦いは既に始まっていると言うことです。
【ペタンクに掛かる費用や用品について】
必要な道具としては、ブールと呼ばれるボールで直径7.05~8cm、重さ650~800gのもの。
材質はステンレス鋼や鋼鉄などの金属製で出来ています。
ビュットは直径30mm(±1mm)の材質は木製または合成物質で、着色は自由だそうです。
メジャー(計測器具)も2mくらいのもの・10mくらいのもの・20mくらいのものなどを用意する必要があります。
あとは得点板ですね。
【ペタンクが出来る場所は?】
ちなみにペタンクは、1910年に南フランスで生まれ、誰でも楽しめる球技としてヨーロッパを中心に普及しているスポーツです。
現在では、世界55カ国以上でペタンク競技が行われているらしく、発祥国フランスでは、すでに500万人がプレーを楽しんでいるようです。
そしてサッカーに次いで盛んなスポーツとして親しまれているため、最近では、アメリカ、カナダ、タイ、アフリカなどでも愛好者が増え、国際的なスポーツになりました。
なんと日本も40万人以上がプレーしているようです。
全国でも気軽に楽しめるペタンクの練習場や大会はたくさんあるようですので、是非機会があればしてみたいです。
【ペタンクの動画】
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