【スポーツ体験談】優雅じゃない?!クラシックバレエの魅力と過酷さ
【クラシックバレエは、スポーツでもあり芸術でもある】
私は約16年間クラシックバレエを習っています。
よく「クラシックバレエって簡単そう」「あんだけゆっくり優雅に踊ってるんだから楽そう」と言われることが多いのですが、実際にはそんなこと全くありません。
頭の先から手の指の先、足の指の先まで神経を張り巡らせて、いかに綺麗に美しく見えるのかを研究し続けなければならないからです。
人によって身体つきが違うため正解はありません。
先生と相談しながら自分なりに研究をし、舞台を重ねる毎に自分の課題を見つけるのです。
また、どんなに美しく綺麗な踊りができたとしても表現力が欠けていればバレリーナとしてはまだまだでしょう。
バレエはスポーツですが、芸術でもあります。
自分の踊りを表現しなくては意味がないと私の先生は話していました。
【継続的に続ける力が重要】
また、クラシックバレエは少しでもブランクがあるとすぐに踊れなくなってしまいます。
例えば学生のテスト期間だったりで1.2週間レッスンをおやすみし、テスト明けにいざ踊ろうとしても、今までのレッスンで覚えた感覚を忘れ自分の踊りに満足できなくなります。
そのため、継続的に続ける力もとても重要です。
クラシックバレエは自分自身を高め、厳しい目で研究を重ねていける力やこまめに継続することができる力が必要なスポーツなのです。
【諦めない強い忍耐力が必要】
また、ひとつの踊りを舞台で踊れるようにするまで持っていくにははかなりの時間がかかります。
その日によって絶好調に踊れたり絶不調で全然踊れなかったりするからです。
それでも諦めない強い忍耐力がある人がどんどん上達していきます。
【体重管理と体型管理がとても大切】
そしてもうひとつ大切なのが体重管理、体型管理です。
プロのバレリーナの方々を見ていると分かるようにとても身体のラインが細いです。
私も舞台が迫っているときは毎回ダイエットをしていました。
食べたいものがなかなか食べられずストレスでしたが、舞台を成功させたい、見に来てくださる方々に私ができる精一杯の踊りを見てもらいたいという思いからなんとか頑張ってこれました。
以上より、クラシックバレエはただ優雅なだけではなく過酷で様々な力が必要な、意外と大変なスポーツであり芸術なのです。
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