ヨーロッパで発祥した剣を用いる武術【フェンシング】のルール、費用、必要な道具など
フェンシングは、ヨーロッパで発祥した剣を用いる武術です。
現代ではスポーツ競技でもあり、オリンピック種目として知られています。
世界的、特に発祥の地ヨーロッパでは競技人口の多いスポーツの一つだが、日本ではあまり人気がありません。
北海道文化放送uhbスーパーニュースによると、日本においては全国で1万人ほど、北海道においてはわずか100人ほどと言われるほど競技人口は少ないようです。
フェンシングの部活動を置いている学校も殆ど無く、ある程度の規模の学校に剣道部が大抵置かれているのとは対照的であるようです。
日本で最初にフェンシング競技が導入されたのは、西洋の近代軍人が習得する教養としての剣技を、日本陸軍が導入しようと図ったのが最初であり、1884年(明治17年)11月に西郷従道陸軍卿の命により、陸軍戸山学校において教官候補の選抜が始まった記録が残されているようです。
当初の指導はフランス陸軍から派遣された教官によって行われました。
【フェンシングの基本のルールについて】
- ルールとしては、フェンシングは互いに向き合った2人の選手により、細長い演台あるいはピストの上で行われます。
- 現代のフェンシングでは、ピストは幅1.5mから2m、長さ14mで、両選手はピスト中央に4mの距離をおいて構え(アンガルド)の姿勢から試合を開始します。
【フェンシングに掛かる費用や用品について】
基本となるユニフォームがですが、オペロン(半ズボン)、半袖プロテクター、ジャケット、グローブの4種類は必要になるようです。
合計で30000円程度はかかりますね。
フルーレの場合には、これに加えてフルーレマスク、メタルジャケット、ボディーコード、ビブコード、フルーレ剣なども必要になり、合計で43000円程度かかります。
エペの場合にはエペマスク、エペ ボディーコード、エペ剣が必要になり、合計で32000円かかります。
サーブルの場合だと、サーブルマスク、サーブルメタルジャケット、カフ、ボディーコード、ビブコード、サーブル剣が必要ですが、ボディーコードとビブコードはフルーレと共通で合計54000円程度だそうです。
加えて、剣やメタルジャケット、コード類はある消耗品なので、年に2、3万円の出費が必要になる場合があり、あまり安いものだけで揃えてしまうと、その分買い替えまでのスパンが短くなってしまいますが、もう少し安く揃えることも出来るみたいです
リスクはありますが、個人輸入などで代理店価格よりも割安に購入することもできます。
正直、無駄にお金がかかるスポーツで、個人で用意する必要はありませんが、試合に必要な道具は10万円以上はするようです。
【フェンシングが出来る場所は?】
日本では剣道がやはり主流な面もあり、フェンシングを行っている部活やサークルは数少ないかもしれません。
ただ、紳士的なスポーツですので憧れている方も多いと思います。
日本フェンシング協会では、全国各地でフェンシングの講習などを開いていたり、フェンシングができる場所を募集したりとフェンシングに力をい入れているようです。
興味がある方はぜひ一度、体験してみるのもいいかもしれません。
【フェンシングの動画】
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