【スポーツ口コミ】シャワー・クライミングは、夏がシーズンの登山形態です
【シャワー・クライミングってどんなスポーツ?】
登山・山登りには、いろんな形態があります。
一般的な山歩き・ハイキングに始まり、何泊もかけての縦走登山が、ルート・登山道も整備されていて、一番手軽にできる登山です。
あと、よく知られる形態は、岩登り・ロック・クライミングでしょう。
装備をそろえトレーニングをしないと登れない岩壁に挑みます。
同じように、冬山・雪山登山も、装備とトレーニング、そして綿密な準備がないとできないものです。
それらに対して、ここで紹介するシャワー・クライミングとは何かといえば、沢登りと呼ばれる、沢沿いに山を登るものの一種です。
つまり、シャワーの如く流れてくる滝の水しぶきを浴びながら、沢を登ることを、シャワー・クライミングと呼んでいるのです。
【シャワー・クライミングの道具】
シャワー・クライミングや沢登りと言っても、一般の登山と大きくは違いません。
リュックや食糧、乾きやすい服装などが必要になります。
大きく違うのは、靴、足回りです。
普通のゴム底の登山靴で沢に入れば、水で滑ってとても登れません。
なので、専用の靴を使います。
ウェーディング・シューズと呼びます。
乾いた岩場向きのクレッター・シューズと、丁度正反対で、環境に適合した靴を選ぶのです。
あと、登攀具もロック・クライミングと同様に用意します。
【シャワー・クライミングの醍醐味】
沢登りと呼ばれていた登山形態が、シャワー・クライミングと言われるようになったのには理由があります。
つまり、従来は、沢筋を登るといっても、滝があるような核心部では、両側の土や岩の斜面にエスケイプして登るのが一般的でした。
それを「捲く」と言っていました。
対して、装備が発達して行なわれるようになったシャワー・クライミングでは、極力、沢の流れから外れず、水線に沿って登るということを求めます。
それで、滝が出てきた場合でも、ザイルをつかって確保したうえで、滝を登るようになったのです。
その様をシャワー・クライムと呼んでいます。
装備なしに登ることは不可能なルートですが、ちゃんと装備を揃え、エキスパートの指導のもとに登るのには安全で、夏の季節には、とても楽しいスポーツだということができます。
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タグ:シャワー・クライミング, 夏, 沢登り, 滝, 登山
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