【スポーツ口コミ】球技界最速のスポーツ!卓球の魅力とは?
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【卓球と自分】
今までどんなスポーツをしてきたの?という質問をよく受けます。
その時、私は『卓球』と答えることに抵抗を感じながら生きてきました。
卓球は、福原愛選手などの卓球界のアイドルといえる人物がおり、実はメジャーなスポーツです。
最近ではオリンピックでの水谷準選手の華麗なるプレーが話題を呼んでいます。
そのため、卓球に対する考えも大幅に変わってきています。
かく言う私も父と母が元卓球選手で、20年間365日卓球にすべてを捧げてきました。
しかし、『卓球していました』というワードを口にするたびに『へー..』という曖昧な返答を何百回聞いてきました。
そこで、私は卓球というスポーツの面白さ、奥深さを紹介したいと思います。
【何千種類以上!カスタマイズは自分次第】
卓球をするにあたって最も重要なのが道具選びです。
卓球は他のスポーツと違い戦型があります。
大きく分けると2つで『攻撃型』『守備型』。
ですが、そこから枝葉のように分かれ前陣速攻型やカットマン、ショートマンなどなど自分に合った戦術を決めることができます。
また、卓球はラケットも様々な形があります。
『シェイクハンド』『ペンホルダー』そして今では数少ない『ガンラケット』です。
そのラケットも何百、何千と種類があります。
また、そこにはる2種類のラバーにも何万と種類があります。
どういう戦い方をしたいのか、どんな選手になりたいのかなどイメージを持ち用具選びをするといいと思います。
また、2枚のラバーは全く無関係のようですが、重さや片方のラバーがかける回転によってもう片方のラバーに大きく影響します。
よく、選手は人生で本当に自分に合ったラケットに一生出会えないとも言います。
それだけ用具選びは難しく、また一生追求できる楽しみがあるのです。
【予想を上回る、知力そして体力が勝負のスポーツ】
卓球と聞くと「狭いコートであまり動くこともなく楽なスポーツ」…。
そのような、イメージを持っている方はたくさんいると思います。
実際のところ、想像とは真逆です。卓球台の大きさは長さ2.74m、幅1.525mの長方形という狭いコートです。
しかし、その狭いコート中で繰り広げられるラリーは、相手のコートから自分のコートにボールが来るまでを換算すると秒速0.02~0.03と言われています。
そしてスマッシュを打たれた際には秒速0.01とも言われています。
人間の反応できるギリギリの速さの中でラリーをするのです。
そのため、いかに相手にミスをさせるか、いかに得点につなげるかを考えなくてはいけません。
卓球は相当な集中力、そして知力を必要とするスポーツなのです。
また、その狭いコートの中で動くには俊敏性も必要ですが、体力が必要不可欠です。
テニスのように駆けまわったり大きく前後に動いたりということは少ないスポーツです。
ちょっと、攻撃型と守備型が対戦した時の例をあげましょう。
守備型とは主流としてはカットマンがあげられます。
相手のボールを台から離れたところで返球し、その中で回転をかけたり、無回転ボールにして相手を欺きます。
攻撃型と守備型の試合は長引くことが多く、攻撃型はほとんどのボールをスマッシュまたはドライブで打ち返さなければいけません。
これは見た目以上の体力が必要です。
【卓球には体力が必要】
卓球のルールは3ゲーム先取。
うち1ゲームが10分以上経過すると促進ルールという特別なルールにのっとり試合をしなければいけません。
10分間、常に神経を張り巡らせ、ボールを打ち続けるのです。
まれに、過呼吸や倒れる人間が出るぐらいハードなのです。
また、卓球人口の多さから決勝にたどり着くまでにかなり多くの選手と戦わなければなりません。
そのため、いかに決勝までに体力を残せるかが勝負のカギにもなります。
ですから、卓球では日々の筋トレは欠かせず、見た目以上に体力も必要なスポーツなのです。
【卓球の動画】
【相手の心を読むものが勝敗を制す】
先ほど卓球がいかに狭いコートで繰り広げられているかを説明しました。
ですが、実際コートについてみると相手との距離は想像以上に近いです。
ラリーを行っていると相手の息や、はたまた独り言まで聞こえてきます。
ここが卓球の面白いと思える醍醐味の一つなのです。
しかし、相手との距離が近いがゆえに経験を積むとわかることがあります。
相手の表情、息の上がり具合、見ている目線などで分かることが増えてきます。
そこから、次相手がどういう戦術でこようとしているか、
自分のどの戦術を防ごうとしているかが手に取るように分かるのです。
そしてその経験が選手の階段を一つ上らせ、勝ち方を学ぶことができるのです。
技術だけでは決して勝てないのが卓球の面白さであり魅力だと私は思います。
こと細かく説明してしまうとなんだか小難しいスポーツのように感じてしまうかもしれません。
ですが、それだけ選手によって大きく幅を広げられるスポーツなのです。
全国に卓球クラブはたくさんあります。また、老若男女ができるスポーツです。
まだ、卓球をしたことがない方は、ぜひ気軽に始めてみたらいかがでしょうか。
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