宇宙遊泳をしているかのように空中を移動するスポーツ【ラート】のルール、費用、必要な道具など

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ラートは、ドイツ発祥のスポーツです。

発祥はオートファイクが、1925年に「子供の遊び道具」として考案しました。

正式には、ルーンラートと呼びルーン地方で考えられた輪という意味を持っています。

日本では発音の難しさがある為に「ラート」と呼んでいます。

ラートは遊具として、また競技としてドイツを中心に普及、発展してきています。

イメージとしては、宇宙遊泳をしているかのように空中を移動します。

生涯スポーツをはじめ、競技スポーツや、障害者のためのリハビリ的スポーツとして、また、ショー的スポーツとしても 楽しまれているスポーツです。

【ラートの基本ルールについて】

2本の鉄の輪を2本合わせた形の運動器具で、演技を行うスポーツです。

種目は3種類あり、

  1. 車輪のように回転をする「直転」。
  2. コインが転がるように回転をする「斜転」。
  3. 回転しているラートを超えたり、宙返りをしたりする「跳躍」があります。

全ての種目は、男女別・個人別に行われていて、現在、国内では年に1回の全日本選手権大会、全日本学生選手権大会、つくばカップ大会を開催しています。

国外では2年に一度の世界選手権大会も開催されています。

  • 採点方法は、満点(大会により異なる)からの減点方式です。
  • 直転と斜転の場合、実施点、構成点、難度点の合計が最終得点となります。
  • 跳躍の場合、それぞれの跳躍において最高得点が決められており、そこから実施減点がなされて、最終得点が出ます。
  • 大会では器械体操と同じような採点方式で技の難易度や演技のきれいさを競い合います。

専門家によると、ラートは「姿勢に対する筋肉に刺激が加わり、良い姿勢を作ったり、浮遊感はリフレッシュする効果がある」のだそうです。

子どもから大人まで誰もが簡単に3次元の体験が出来るスポーツです。

【ラートに掛かる費用や用品について】

使用するラートの円の直径は、身長により異なります。

身長プラス35~45cm が目安です。

小学校低学年以下の子どもであった場合は、身長プラス30~40cmが目安です。

ラート運動を行うためには、ステップと足を固定するベルト(ビンディング)が必要で、かかとサポート付補助ベルトと、競技会・認定会用ベルトの2種類があります。

ラートの用具はラート協会より販売していて、購入する際は日本ラート協会まで問い合わせてみて下さい。

【ラートができる場所は?】

基本的に全国各地にラートを導入している学校があります。

他にもラートを教えている教室が全国にあるのでそちらで体験することができます。

受講料も月に3000円以内で収まる様なものが多い様です。

【ラートの動画】


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