巨大で軽量、しかも丈夫でファショナブルなボールを用いる【キンボール】のルール、費用、必要な道具など
キンボールは、1986年にカナダのマリオ・ドゥマースによって生み出された屋内球技だそうです。
キンボールの「キン」は英語の「キネスシス(kinesthesis)」の略で「運動感覚」という意味があります。
正式な競技名称はキンボールスポーツというらしいですね。
1986年、カナダのモントリオール大学体育学部を卒業しケベック州で体育教師をしていたマリオ・ドゥマースによって考案され、それ以来、カナダはもちろんアメリカでも多くの学校や地域で採用さてきました。
特にわが国の組織的普及手法をモデルに、ベルギー、フランス、ドイツ、スペインなどヨーロッパや、マレーシア、ブラジルなどにも広がり、500万人以上の人々が楽しむワールドゲームに発展したようです。
【キンボールの基本のルールについて】
キンボールには大きく分けて「コンペティションゲーム」と「リードアップゲーム」の2種類のゲームがあります。
まず、コンペティションゲームはオフィシャル(国際)ルールとルールバリエーションとで構成された競技型ゲームです。
通常、キンボールと言えばこのコンペティションゲームを指しらしいです。
- 使用するボールは直径122cm、重さ1kgで、コートの大きさは13~21m×16~21mとします。
- 公式競技は3ピリオドで構成され、総得点で競います。
- ただし、申し合わせ事項として、参加者の身体条件や年齢、経験の有無、1チームの登録人数が少ない場合などを考慮し各ピリオドを自由に設定でき、日本では現状7分または10分1ピリオドの試合を3試合行う場合が多いようです。
もう1つは、リードアップゲームです。
- これは、段階的にキンボールスポーツを親しむ協調型ゲームで、多くの人数でプレイでき、小学校低学年や高齢者、障害者なども楽しめます。
- 例えで言えば、サークルリフティング(手をつないでサークルを作り、頭や足など手以外の体の部位を使ってボールをリフティングする。)ものや、サークル鬼ごっこ(円の中の鬼に外側の円の人がボールを転がして当てる。)、手繋ぎ鬼ごっこ(鬼がボールを転がして、手をつないで逃げる人に当てる。)、ジャンケンゲーム、ばくだんなどがあるようです。
【キンボールに掛かる費用や用品について】
キンボールで必要なボールですが正直言って結構します。
安いものでも30000円からはするので、個人で買うよりかは団体などみんなで行っているところでやるのがいいでしょう。
他にも揃えなくてはいけないもので、スコアボード (ゼッケンと同色の表示があるもの)、キンボール (カバー)、電動ブロワ、収納バッグ、キンボール (インナーボール)、ゼッケン (3色)のこれらがあればもっと楽しめるかと思います。
【キンボールが出来る場所は?】
キンボールは世界大会もあるほど、実は人気なスポーツなようです。
また、学校の行事であったり高齢者や障害者施設など様々なところで楽しまれています。
大きなボールをみんなで使うことってなんだか楽しくなっちゃいますよね。
全国に、キンボールの体験が出来る場所が数多くありますので、興味のある方はぜひ機会があれば体験してみてください。
【キンボールの動画】
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