日本では「中国将棋」などといわれる【シャンチー】のルール、費用、必要な道具など
シャンチーは中国語では「象棋」と呼ばれていて、これは中国語でチェス類の一般表現のようで、特に区別する際には「中国象棋」と呼ばれています。
ベトナム語ではコー・トゥオンといい、日本語では「カートン」と書かれることが多いようです。
漢字表記になおせば「棋将」です。
英語では、「xiangqi」または「Chinese chess」などと呼ばれます。
国際組織である世界シャンチー連合会は英語名を「xiangqi」としているようです。
日本語では「象棋」「中国象棋」「中国将棋」などと表記され、世界シャンチー連合会に加盟しており、日本における国内競技連盟である日本シャンチー協会では、日本における呼称・表記とも「シャンチー」とすることを定めています。
【シャンチーの基本のルールについて】
- 基本的に、駒は双方が7種16枚ずつ持ちます。
- それぞれ動きが決まっていて、同じ機能の駒でも敵と味方で名前が異なります。
- 縦9本・横10本の線の引かれた専用の盤を用いり、駒はマスの中ではなく、囲碁のように線の交点に置かれ、競技者双方が交互に、盤上にある自分の駒を一回ずつ動かし、パスはできません。
- 自分の駒を動かすとき、動く先に相手の駒があるとき、その駒を取ることが出来、取られた駒は盤面から除去します。
- 将棋と異なり、取った駒は再利用出来ません。
- 相手の将または帥を詰めることで勝ちになり、相手指し手番で相手がどの駒も動かせないステイルメイトにしても勝ちです。
- 王手を無視したり、自分の将・帥が自ら相手の駒から取られるような動かし方をすると負けになります。
- 王不見王(ワンプージエンワン)、対面笑(トイメンシアオ)や飛将(フェイジャン)と呼ばれるルールがあり、将と帥を直接相対させてはいけません。
- 将と帥が同じ列で、その間に他の駒が一つもないような状態にするような手は指すことが出来ず、具体的には将と帥の間にひとつだけ存在する他の駒を動かすことや、将が王手を避けて動いた結果、相手の帥の前に出てしまうことが挙げられます。
- 相手に、将と帥を直接相対しなければならない手を指さざるを得ないように追い込むのも、詰めの一つであるようですね。
- 連続王手の千日手(長将、チャンジャン)は禁じ手であり、王手をかけている方は3回同じ局面が出現するまでに手を変えなければなりません。
- 王手以外の千日手は一方が手を変えなければならない場合と、双方とも手を変えなければ引き分け(和棋、ホーチー)になる場合があり、ルールで細かく定められているようです。
【シャンチーに掛かる費用や用品について】
シャンチーをするためのセットが通販などで5000円から10000円以内で売られているようです。
ただ高いものですと約50000円だったりするものもあるようですね。
【シャンチーが出来る場所は?】
シャンチーもともとは、中国の競技だったようですが、現在では中国だけでなく、アジア、ヨーロッパ、アメリカでも行われているようです。
その競技人口は5億人ともいわれています。
2010年広州アジア競技大会では、チェス・囲碁とともに正式種目に採用され、名実ともに国際的にスポーツとしての地位を確立しいるようです。
日本でも日本シャンチー協会というものがあり、手軽にシャンチーを習う事が出来るようですので、興味のある方は近くのシャンチーが出来る場所を探してみてもいいかもしれませんね。
【シャンチーの動画】
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