今はメジャーになっていますが、学生時代には誰もしていなかった、私が12年間習い続けた【少林寺拳法】
私には3つ上の姉がいて、姉は少林寺拳法をする前に空手をしていましたがあるときから少林寺拳法に移行・・
【何故私が少林寺拳法をするようになったのか?】
母親からの強い勧めで私も後を追うようにして少林寺拳法を始めることになりました。
ちなみに後に5つ下の弟も始めるようになったので姉弟共通でしていた唯一の習い事が少林寺拳法だったのです。
- 始めた当初、私は小学1年生で右も左も分からない状態だったので指導してくださる先生や姉や周りの先輩方の真似事をするしかありませんでした。
- それだけでなく技を教えてもらってもなんとなく覚えたという感じでしたし、鎮魂行(少林寺拳法の開祖である宗道臣の思いを「聖句」「誓願」「礼拝詩」「道訓」「信条」にわけて表現した、いわば教典のことで練習前やあとに唱和する)は何故するのか分かりませんでした。
- しかし年齢を重ねると共にだんだんと理解力が高まっていくと新しい技が上手に出来たときは達成感を感じるようになり、級が上がるにつれて帯の色が変わるにつれて嬉しさがこみ上げてきたものです。
もちろんキツさ(後から詳細を書くのでこの場では割愛)はありましたが、やりがいがあったからこそ県外に引っ越してからも少林寺拳法を続けることが出来たでしょうし姉と弟よりも長く続けられたと思います。
大学生になってから勉強とアルバイトで精一杯になりやめてしまいましたが、社会人になった今でもたまに動画を見ながら身体を動かしていますし、道着と帯は持っているので機会があったらまた通いたいとひそかに思っています。
【少林寺拳法をしていて感じたこと】
- 少林寺拳法をしていて感じたことといえばまずは肉体的疲労です。
- 技に入る前の基礎練習からハードでした。
元々運動音痴で体力がない私はハードな練習に耐えられず、基礎練習が嫌で嫌で仕方がありませんでした。
しかし、だんだん基礎も大事なことだと分かり力を入れて取り組むようになりました。
ハードな練習があったからこそ体力が前よりもつきましたし、「通っていた道場の女子の中で1・2を争うパワフルな拳士」に成長したのだと思います。
実際にパワーが溢れていたので自分と同じくらいの体格の女子とはなかなか練習させてもらえず(相手の女子が「怖い」としぶったこともあります)、身体が大きい女子や男子(年下年上関係なく)や先生と練習する日々を送っていました。
少林寺拳法の技法は護身術なので男子や先生と練習するとやりがいはありましたが「怖い」とか「嫌」(休憩中や練習後は普通に会話をしていたので嫌われていたわけではないと思います)と言われ、複雑な感情にみまわれました。
「怖い」といえば練習中と休憩中や練習後の私の目つきとオーラが違うみたいです。
練習中はある先輩曰く殺気がもれていて怖いみたいで、乱捕りのときが顕著にあわられるみたいです。
少林寺拳法にのめりこんでいたのだなと書きながら思いました。
そして少林寺拳法は映画の「少林サッカー」みたいなことをすると思い込んでいる人が経験上多かったことです。
小中学校時代、私が少林寺拳法をしているとクラスに知れ渡ると「少林サッカーみたいなことをするの?」とクラスメイトからよく聞かれました。
そのたびに否定し続けていましたが、自分以外にしている人がいないという優越感に浸ることが出来ました。
そして「私を怒らせたら怖い」というレッテルを貼られてしまいました。
日常生活で少林寺の技を使うことはないのになと思ったものです。
【少林寺拳法を習い始めてから変わったこと】
少林寺拳法を習い始めてから礼儀作法が身についたなど習う前と比べて変わったことはたくさんありますが、なんといっても靴をそろえるようになったことだと思います。
- 一見当たり前のことだと感じるでしょうが履物をきちんとそろえるという意味の「脚下照顧」が少林寺拳法の心得の一つにあるのです。
最初は面倒臭がって自分の家の靴はおろか自分の靴もそろえようとせず、父親からよく「靴を並べなさい。少林寺拳法の教えにあるだろ?」と言われていたものです。
しかし、今では靴が並んでいないと気が済まない性分になりました。
【少林寺拳法の動画】
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